今日は土曜日。大学に来ている。正確に言うと、自分は今年の三月で大学を卒業してしまったので、今はもう「母校」に来ていることになる。
土曜大学生活
ここ三週間連続、決まって土曜日には大学に行っている。目的は、大学のトレーニングルームと図書館であって、在学時同様、使い尽くしてやる魂胆だ。もちろん、こんな正々堂々書いているくらいなので、「不法侵入者」とやらになっているのではない。両施設とも、学生だけでなく一般人にも開放しているので、自分もちゃんと利用登録を済ませて使っている。
今まで仮会員証であったトレーニングルームも、晴れて本会員証を受け取ることができた。受付のバイトの女の子に笑顔で渡してもらって、兄さん、少し嬉しい。そういえばこの子、三週連続で見ている。
トレーニングルームで筋トレをした後は、近くのコンビニで無調整豆乳を買い、持ってきたバナナと共に味わう。腹を満たして(本当はもっと食べたいが)準備は万全、いざ図書館へ。
大学の図書館を使い尽くす卒業生
図書館で今日やろうとしていることは、まずこの記事の原稿を書き上げ、余裕があればいくつかのブログ記事の原稿を書く。また、本日読もうとしているのは『私はリズム&ブルースを創った――〈ソウルのゴッドファーザー〉自伝』と、『保育園義務教育化』。
ちなみに、在学時には思う存分使わせてもらった大学のWiFiは、卒業した途端全く繋がらなくなっていた。(当たり前か)
そして、大学のPCも、個人のIDでログインしなきゃ一切使えない設定になっているため、卒業生のIDじゃ使用できず、断念。USBメモリーにLinuxを入れてくるなどして、無茶をすれば使えるかもしれないが、卒業してまでそんな無茶をして怒られたくもないのでやらない。
大学でのノマドワーカーの夢、叶わず。
困った時の書籍紹介
紙幅を埋めるネタがなくなったため、少し本の紹介をしよう。
上の段落の文章の後、一休止し、一時間半ほど読んでいたのだ。
まず、『私はリズム&ブルースを創った――〈ソウルのゴッドファーザー〉自伝』を五十ページほど読み終えた。ちょうどジェリーがシャーリーと結婚したあたりだ。
この本は、黒人音楽について研究していた在学中、何度も借りては部分読みしていた本だが、改めてゆっくり、じっくりと読んでみると、やはりいい本だ。
ただ、まえがきや訳者あとがきでも書かれているように、ジェリー・ウェスクラーという人の話す言葉が、かなり独特のものであるため、決して読みやすいものではない。訳者の新井崇嗣さんも、訳すときにだいぶ苦労されたと思う。
しかしまあ、初デートがアポロ劇場で、エラ・フィッツジェラルドを観に行くなんて、なんと夢のようなデートだろう。
後者の『保育園義務教育化』の方も、随分前にここで(大学の図書館)読んだが、もう一度読みたいと思っていた一冊だ。著者の名前も本のタイトルも一切合切忘れていたので、見つけ出すのに一苦労した。
まずは流し読みでだいたい読み通す。こちらも借りて帰って、もう少しじっくり読もうと思う。自分のTwitterのフォロワーには、保育士も何人かいるので、そのうち書評記事で紹介したいと思っている。
さて、いよいよ紙幅が尽きたので、本日はここまでだ。
本シリーズ、「カネトショ」については、こちらを参照
『お金がなかったので図書館で本をたくさん読んでみた――そしたら結構頭が良くなった』
原稿用紙での執筆日:平成29年6月3日
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