エレキカリンバと水ジェクション
先日、横須賀の飯島商店を訪れた時、友人の高良真剣君がエレキ化したカリンバを、BOSSのループステーションに繋いで、カリンバの音をループさせて、摩訶不思議な音を出していました。なんでも、このスタイルでライブのソロパフォーマンスをするんだとか。
カリンバの側面を打楽器のように叩いて、「これまさにドラム!」といったリズムトラックと、カリンバの幻想的なメロディが組み合わさるだけでも、充分個性的なスタイルなんですが、彼はなんと演奏と同時に、透明のプラスチックでできた水槽に水を入れて、それに下から光を当てて、天井に投影した水の模様を、水槽を揺らしたり霧吹きを吹き付けたりすることで、次々に変化させていって、幻想的な舞台演出をしていました。
僕が見ていたのはあくまでリハーサル風景でしたが、見ていて面白い光景でした。
弾き語りにループステーションのアイデア…?
それで、なんでこんなことを書いているのかというと、昨日ふと、あれを自分のソロパフォーマンスに活かせないかなと思ったのです。
もちろん、僕にはあの摩訶不思議な水と光の舞台演出は真似でき
ないので、ループステーションの方を。
僕はギター歴11年にして、ようやく最近になって自分でも歌を歌を歌うようになったのですが、そうするとやっぱり興味が出てくるのが、自分一人でもパフォーマンスをする弾き語りライブな訳で。
ただ、ずっとバンドやユニットなど、複数の形態で活動してきた人間なので、弾き語りをやると言っても、どうも自分のギターの伴奏だけだと、心もとない。(本音を言うと、まだ歌い始めたばかりなので、ギターと歌を同時にちゃんと演奏するのが難しい)
なので、ループステーションを使って、最初リズムトラック的なものを弾いたのをループさせて、それに合わせてギターを重ねて弾き語りをする、みたいな。
ブルースだとか、循環コードのものだと、なおさら使えそうですよね。ワンコーラス基本バッキングトラックみたいなのを演奏して、それをループさせておくような感じで。
ちょっとそんなアイデアを考えながら、YouTubeで色々ループステーションを使った演奏動画を漁っていたんですが、こう意識してみてみると、あまり参考になりそうなのがない。
いや、皆さんルーパーの使い方は上手いし、とても一人の人間が演奏しているとは思えないサウンドなんですが、むしろそこがかえってわざとらしい。
ありがちなのはループのフレーズを重ねすぎとか。もちろん、ルーパーというエフェクターの使い方の紹介も兼ねているんだろうし、サービス精神(?)旺盛な気持ちになってしまうのもわかるんですが、やっぱり色々見ていると、「このループフレーズ、いるか?」みたいな気持ちになってしまうのも多い。
ライブでこんなに音重ねていたら、お客さんも最初は面白がってくれるとは思いますが、終始セットリストの全曲で、こんなことやっていたら飽きられてしまいますよね…。
うーん、やっぱり、ルーパー、難しそうだなあ。
やっぱり、弾き語りは素直に自分一人のその瞬間のパフォーマンスをやるべきでしょうか。
とりあえず、今度真剣くんにループステーションを貸してもらおう。(結局使ってみたい)
追記:水ジェクションについての、公式(?)説明文
頑張って、水ジェクションについて説明文を書きましたが、YouTubeにカリンバと水ジェクションの動画がありました。こちらの方がわかりやすいですね。百聞は一見に如かず、ではなくて、百見は一聞に如かず…。
あと、以下が飯島商店ホームページでの、水ジェクションについての記述。
水ジェクションとは、光をとおして水の波紋が天井に映る装置らしいです。水の中に入ったような感覚になりました。
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