Ubuntuは日本製パソコンだ! Ubuntu StudioからUbuntuに戻した話

ThinkPadにUbuntuを入れてMac風に。 Linux

前回の記事で取り上げたUbuntu Studio 17.10をインストールしたThinkPad T410だが、その後Ubuntu 17.10にインストールし直してしまった。完全に言い訳だが、どうも使い慣れなかったのである……。

2010年製ThinkPadにUbuntu Studio 17.10をデュアルブート
2010年製のLenovoのノートPC、ThinkPad T410にUbuntu Studioをインストールしたので、自分の備忘録を兼ねて文章に残しておく。 実を言うと、Ubuntu Studioの前にUbuntuファミリーの中でも軽量な...

一番の決め手は最近愛用しているBluetoothヘッドホンのSony MDR-1000Xのペアリングが一向にできなかったこと。別PCにインストールしているUbuntu Studio 16.04の方では何事もなく簡単にペアリングできていたのに、である。

そちらのUbuntu Studio 16.04は、元はと言うと、Ubuntu 16.04だったものに、あとからUbuntu Studioの追加パックをインストールしてカスタマイズしたもの。だからきっと、Ubuntu標準で入っていたBluetooth接続の設定アプリかなにかが、上手く働いてくれていたんだろうと考えられる。

それに対して前回はというと、真っさらな状態からUbuntu Studioをそのままインストールしたものだったので、Ubuntu標準に付属してくる、親切なBluetooth設定アプリなどが入っていなかったんだろうな。Linux上級者からは、重い重いと言われているUbuntuだが、やっぱりそれに見合うくらい初心者には親切な構成に作られているんだなあと実感した。

Ubuntuは日本製PCと一緒

「Linux初心者なら、まずはUbuntu」と言われているように、Ubuntuは初心者に優しいLinuxディストリビューションだ。前回の記事でも紹介した『入門者のLinux 素朴な疑問を解消しながら学ぶ』という本でも、Ubuntu環境が前提で、話が進められている。

ただその反面、前述したようにLinux上級者からとってはとにかく無駄な機能が多いらしく、「重い重い」と嫌われている。

そういった、Linux上級者が好んでいるのは、同じUbuntu系でもXubuntuやLubuntuといったような軽量系ディストリビューション。これらの軽量系ディスリビューションは、軽くしているだけあって、ベーシックなUbuntuと比べて最低限なアプリしか入っていないし、GUI*1で弄れる設定も少なく、CUI*2で頑張る必要がある。


*1 GUI: グラフィカルユーザインタフェース(Graphical User Interface)の略。少し正確性を欠く説明になるが、普段Windowsなんかでやっているようなマウスでカチカチと設定画面をいじったりするようなこと。

*2 CUI: キャラクタユーザインタフェース (character user interface)の略。これまた少し正確性を欠く説明になるが、真っ黒な画面で、「$ sudo apt-get install vlc」みたいなコードを次々と入力して設定などすること。


これ、例えるならばまさに、日本メーカー製Windows PCと海外メーカー製Windows PCの違いと一緒だな。(もしくは、Windows PCをAndroidスマホに置き換えてもいい。)

日本PCはプリインストール(初めから入っている)されているアプリケーションがたんまりと入っているのに対して、海外PCはほとんど入っていない(入っていても断然少なめ)。

PCに詳しい人からすると、初めからごちゃごちゃとアプリが盛り込まれている日本製PCはありがた迷惑以外の何者でもない代物だけど、「初めてパソコンを買う」というような人からしたら、この方が優しかったりする。

僕も、普通にWindowsを使うためにPCを買うなら、初めから盛りだくさんの日本製品よりも、簡素な海外製を選ぶ。そもそも海外製のほうが断然安いしね。

しかし、ことLinuxにおいては、僕はまだまだ初心者。おとなしく初心者に優しいUbuntuを使っていた方が間違いがないと実感した(と、書いておきながら別のASUS機にLinux Mintをインストールしてみようとも企んでいるんだけども)。

Ubuntu 17.10は16.04よりいいぞ

というわけで、潔くUbuntu Studio 17.10からUbuntu 17.10にインストールし直したわけだが、このUbuntu 17.10がなかなか良いのである。今回の17.10から、Ubuntuはしばらくの間採用していたUnityというデスクトップ環境をやめて、Gnomeという環境に切り替えた(正確には戻した)わけだが、この変更が僕にとっては使いやすくなったのかもしれない。

他のPCにインストールして使っているUbuntu 16.04よりも、断然よくなった。このUbuntu 17.10を使い出してからLinux PCを使うのがとても楽しくなった。以前は頑張って使っている感がかなりあったけど、今は使っているのが非常に楽しい。ここ数日はずっとUbuntu 17.10で作業をしているくらいだ。

僕はこのUbuntu 17.10をより楽しくつかうために、あるイタズラをしてしまった。それについては次の記事で書くことにしよう――。
Ubuntu17.10にあるいたずらを施した様子。

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