「子供たちの未来のため」なんて言いたくない

 『おいしい資本主義』という本を読んで以来、朝日新聞記者の近藤康太郎さんが書いた書籍や記事を探しては読んでいる。朝日が運営する言論サイト・WEBRONZAにも近藤さんの書いた記事が載っていたので、珍しく有料会員に登録して、彼の全ての記事を読んでしまった。

 登録してから今日あたりで一ヶ月経つので、もう解約しようと思っている。彼の記事の更新が2017年3月で止まっていること、また今ではその更新頻度もかなり少ないことを知っていたので、目を通したら一ヶ月で解約してしまおうと元から考えていたのだ。
 せっかくなので印刷して残しておこうと、散歩がてら100円ショップに向かい、100枚入りのコピー用紙を買ってきた。(本当は自宅印刷以外の方法を取りたかったのだが、流れが悪くなるのでそれについては記事の最後に書く)

ダイソーのコピー用紙

ダイソーで買ってきた100枚入りのコピー用紙。紙質はまずまず。

将来の自分の首を絞めてきた

 夕暮れ時、てくてく歩いて帰りながら、少しばかり申し訳ない気持ちを抱いてしまった。もともとはこのWEBRONZA、紙媒体で発行されていた雑誌「論座」の流れを汲んでいるようだが、なかなかその運営状況は苦しいのではないかと思われる。ネット検索すると、あるITジャーナリストの原稿料に対する苦言記事が見つかる。Twitterの投稿によると、近藤さんに至っては原稿料をもらってすらいないらしい。

 つい昨日『誰が音楽をタダにした?』という本を読み終えた。いかに音楽がタダ同然のものになっていったか、mp3誕生の経緯から始まる面白い本だ。Kindle版では結構なボリュームを試し読みできるので、ぜひ読んでみてほしい。近々書評を書くつもり。
 僕自身、違法ダウンロードまではしなかったにしろ、音楽には殆ど金をかけてこなかった人間の一人だ。いつかはこういった行いが、未来の自分の首を絞めるんだろうなと思いつつ、無料や価格破壊のサービスを享受してきた。最近、ようやくツケが回ってきたのか、自分の活躍する場がないことに困っている。

小池の元に集合! って、前後の脈絡がないぞ

 話は打って変わるが、先ほど目にした夕刊で、民進党の枝野幸男が新党を結成することを決めたと知った。
 そりゃそうだろう。なんだって民進党の議員をやっていた人たちが、小池の御膝下に行くのやら。前後の脈絡がなくて、ノンポリの僕ですら馬鹿げていると思っていた。もっとも、それよりも馬鹿げているのは言うまでもなく、顔の皮がたいそうお厚い、あのお方だが。
夕刊と印刷したWEBRONZAの記事
 チーム小池は、正しくは「希望の党」というらしい。希望ねぇ……。

 これは政治家についてというより、どちらかというと一般人の話。後の世代のため、子供たちの未来のため、とのたまう偽善家を、僕は信じない。いや、信じる信じないの問題ではない。暑苦しすぎて友達にはなれないなと思ってしまう。あまり近づきたくない。
 未来の自分の首を絞めるかどうか。極めて利己的なようだが、この判断基準が一番間違いがない。

 「囚われちゃ駄目だ。いくら日本の為を思ったって贔屓の引き倒しになるばかりだ」

 夏目漱石の「三四郎」の中の台詞だ。



 記事の印刷については、本当は5円コピーでやりたかったのだが、普通の5円コピーではUSBなどからの印刷ができない。調べてみたらミニストップのマルチコピー機なら5円コピーのようだと知ったので、USBを持って散歩がてらミニストップに期待して行ったんだけど、メディアからの印刷は他店と同じく20円だったというオチ。
 家のプリンターは普通のインクジェットプリンターで、大量に刷るには遅いし両面刷りもできないのでコンビニなんかでやりたかったんだけど、流石に一枚20円は厳しい。


脱稿日:2017年10月2日